2022.11.16 03:02クーポラだより No.92~ブラームスの思い出~「ここは、ブラームスの6度よ。その意味を理解して、弾かないとダメよ」「ブラームスの6度?」先生がおっしゃった言葉の意味がわからず、私は、オウム返しに質問しました。「そう、有名なブラームスの6度よ。ほら、ここの部分よ」そう言いながら、先生は、ピアノの鍵盤に指をおき、チェロのように深く包み込むような音色で、ブラームスのもの悲しい旋律を弾きまし...